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経営戦略委員会

第3回【財務勉強会】開催

日時:2010年04月13日(木) 19:00〜21:20
会場:日創研札幌研修センター

塚本 経営戦略委員長

財務勉強会ご参加された皆様、並びに参加できなかった皆様へ

突風が吹き荒れる中、第3回【財務勉強会】にご参加された皆様、ありがとうございました。

今回は『変動損益計算書』がテーマでした。P/Lを分解して、変動費と固定費に分けて、変動損益を計算 するものです。

  • 赤字にならない為には最低限いくら売らないといけないの?
  • 売上があと%ダウンしても赤字にならないのか?
  • 固定費を圧縮するとどうなるのか?
  • 売価を値上げしたら損益分岐点売上高はいくらになるの?
  • 固定費(減価償却費も)、限界利益率、法人税から逆算するといくらの売り上げが必要か?

上記のようなケースから逆算で考えていく考察を行いました。

経営計画を策定する場合、まず初めに「いくらの利益が必要なのか?」そこからがスタートですね。

利益を出さないと、借入金の返済、人財の育成、設備投資や新商品開発などができないですからね。

特に私の会社では借入金の返済を考えて利益計画を計算しなければ、P/Lでは利益が出ても、キャッシュが足りなくなる現象が起きます。「勘定合って、銭足らず」借入金の返済は利益の中からしか賄えないからです。また、内部留保するためには法人税約40%も考慮しなければなりません。

今回の勉強会で使われた別紙の「問題」、「練習問題」を解いてみてください。

答えがまったく解らない方は、ぜひとも次回の財務勉強会第4回に参加して、もう一度財務について学んでください。

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「問題」

T社の単月の収益状況は以下の通りであり、次月の売り上げは1,200万円と見込まれています。次月の経常利益額を計算してください。

     単位:万円
 売上高    1,000
  材料費  250  
  労務費  200  
  外注費  50  
  その他製造経費  100  600
 売上総利益   400 
 販売管理費   200 
 営業利益   200 
 営業外収益   10 
 営業外費用   60 
 経常利益   150 
T社の次月の経常利益額は 「 ? 万円」  

「ヒント」

売上が上がった場合に、費用はどう変化するでしょう。売上増減に伴って変化する費用と変化しない費用を分けて考えてみましょう。

経営戦略委員会 境 良子さん

財務勉強会に参加させていただきありがとうございました。毎回、常見先生の勉強会を楽しみにしています。

昨日の内容は、衝撃的(?)で、今までやってきたことが腑に落ちたという感じで、感動しました。学ぶことの大切さ、楽しさをあらためて感じました。

早速、東京にいる社長と、スカイプで話し合いを行いました。自社の中で落とし込みを行い活かしていきます。そして学んだことは、伝え教えあって、共に学んでいきます。ありがとうございました。

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「回答」T社の次月の経常利益額は?

売上が上がると、変動費である材料費と外注費が上がり、その他固定費は変わらないので下記のようになります。

     単位:万円
 売上高   1,000→1,200
  材料費 250(25%)→ 300  
  労務費 200  
  外注費 50 (5%)→ 60  
  その他製造経費  100 600→ 660
 売上総利益   400→ 540
 販売管理費   200 
 営業利益   200 
 営業外収益   10 
 営業外費用   60 
 経常利益   150→ 290
T社の次月の経常利益額は 「 290 万円」